FDベンチ

いつ買ったかと言われても…

Snow Peak の FDベンチ。現行色ではない。

何年使っているのか聞かれても答えられなくて、仕方がないからとりあえず「18年ぐらい」なんて返事する。すると次の問いは「どこで買われたんですか?」もう、覚えてないわい!20年近く時が経つと、どこで何を買っていたのかなんてまるで思い出せない。だいたい、購入時に意識してなかったりするから、余計にわからない。

一体、どこで買ったのだろう?

気になるじゃないか、そんな質問されたら。お気に入りのモノ、珍しいモノは、ずいぶん前に買ったモノでも覚えている。マウンテンバイク GT ZASCER は浜松のお店だったし、今はもうないけれど YAMAHA SRX は豊橋のお店だった。

さすがに、キャンプ用のベンチはなぁ。ナイフとか、テントとか、クーラーボックスとか、そういう道具はもうわからない。そう、思い出せないというより、わからない。

この空色のベンチ Snow Peak Store に持ち込んだ。修理のためだ。生地が、へたって座ると裂ける。ベンチとしての意味を失った。少し前までは、板を切って天板を作り、モノを置く棚にしようと計画していた。

それベンチとして嬉しいのかな?って、ふと思った。「別の使い方は修理できない状態になった時でも構わないだろう」と脳内で呟く声が聞こえた。

ベンチに思考力があるわけでも、夢に出て語ってきたわけでもない。ただ心の叫びは「最後までベンチはベンチとしてまっとうしたい」と聞こた気がしたのだ。僕が「明日からカバになって人生送ってください」って、強要されたら想像以上に凹む。アイデンティティの崩壊だ。同様なことを強要はできない。(人じゃないけど)

永久保証が約束されてるメーカーだから、出来ること。その環境が嬉しい。おそらくホームセンターの似たようなものならば、即モノ置き棚にしていると思うし、大体20年近く手元にあるのかもわかったものじゃない。

修理後は同じ色の生地になることはないと思う。多分、現行の色。それならそれで、新しい人生を生まれ直せるのだと思えばいい。別のものになるのではない。今の時代にマッチしたものになる、それを普通バージョンアップ、っていうんだよな。

どんな風になって帰ってくるのか。とっても楽しみだ。